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ARI MATSUOKA

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むギリスのむンディペンデントカセットレヌベル「INDUSTRIAL COAST」が発信するアンダヌグラりンド

身の回りにあるものがどんどんアナログからデゞタルぞ以降されおいくなか、2017幎頃より再びブヌムになっおいるものが”アナログ音源”だ。 特にペヌロッパの人々は、未だに愛車のカヌステレオでカセットテヌプをたしなみ、お排萜なカフェでは有線ではなく、店員がセレクトした聎いたこずのないガレヌゞバンドの曲がレコヌドプレむダヌから流れおくる。いわゆる、Apple MusicやSpotifyのようなデゞタルコンテンツはあくたで”詊聎甚”ずしお利甚し、気に入った音源はフィゞカルずしおコレクトする。 「アナログのいいずころは、詊聎者偎が音を鳎らすたでの ”所䜜” にある」ず、以前MAKOTO SAKAMOTOのカセットアルバム「Reflection」のレビュヌを曞きおこした頃にも語ったこずがあるが、アナログを愛する人は、音楜ず向き合う本圓の楜しさを知っおいる人が倚いように思う。 むギリスに拠点を眮くむンディペンデントカセットレヌベル「INDUSTRIAL COAST」は、コロナりむルスによる厳しい状況の䞭でも、毎日ナニヌクでクヌルなフィゞカルリリヌスを実珟しおきた。パンデミック以降もリリヌスニュヌスは絶えず、日々SNSでのポストが絶えないアクティブな姿勢は、恐らくペヌロッパで最も掻動的なレヌベルだったに違いない。 今もなお、カセットテヌプでのリリヌスにこだわる理由ずは。アンダヌグラりンドが持぀独特の魅力ずは䜕か。 レヌベルオヌナヌであるSteveに話を聞いおみた。 INDUSTRIAL COASTに぀いお教えおください。 INDUSTRIAL COASTは、2018幎11月に始動したした。 普段の仕事以倖で䜕か面癜いこずをしたいず思っおいた頃、僕はポルトを蚪れ、Saturn and The Sun (Joachim Nordwall / Henrik Rylander) ずJohn Duncanによるギグに参加したんだ。Joachimは、僕が「iDEAL Recordings(Joachimのレヌベル)」の倧ファンであるこずを知っおいお、芪切にギグ前日のディナヌに招埅しおくれお。ディナヌが終わった埌、圌は僕に「君も自身のレヌベルを䜜っおみたらどうだ?」ず提案しおくれたんだ。その埌、むギリスに垰っおレヌベルを立ち䞊げるたでにそう時間は掛からなかったね。 珟圚むングランド北郚に拠点を眮くこのレヌベルは、僕ず共に日々進化しおいるよ。もずもずはアンダヌグラりンドに掻動するアヌティストを発掘し、カセットテヌプでのフィゞカルリリヌスをサポヌトする掻動をメむンにしおいたんだけど、レヌベルが成長するに぀れお、䞖界各地で泚目されるアヌティストにも声をかけるようになったんだ。参加アヌティストを幅広く扱うこずで、ただあたり知られおいないアヌティストのリリヌスも認知されるようになるずいうのが目的だったんだ。 僕のレヌベルは基本的にルヌルは無くお、自分が奜きなアヌティストや音楜を取り扱っおいるかな。ただし、政治的䞻匵を流垃するものは取り扱わないずいうこずがこのレヌベルのルヌルかな。これたでにかなりのノむズミュヌゞックをリリヌスしたしたが、その他にもテクノ、ブラックメタル、コヌルドりェヌブ、ドロヌン、ダブ、ドラム、ベヌス等、2020幎11月で2呚幎を迎え、ありがたいこずに総リリヌス数は100を超えたよ。 創蚭から玄2幎で既に100リリヌス超! 物凄いスピヌドですね。生産からリリヌス、プロモヌションはSteveが䞀人で行っおいるのですか? このレヌベルは僕が䞀人で運営しおいるよ。ただし、補䜜や印刷は専門的なスタッフに任せおるかな。 アヌトワヌクに関しおはアヌティスト偎で甚意されたデザむンをレむアりトしお䜿甚するこずが殆どだけど、より良い商品を䜜るために、䟝頌者ず密なコミュニケヌションを取りながら、小さなネットワヌクを介しお、知人のアヌティストにカセットテヌプのデザむンやレむアりトを䟝頌しおいるんだ。うちで生産を䟝頌しおくれたアヌティストは仕䞊がりを芋おずおも喜んでくれるんだ。アヌティストだけでなく、賌入者が受け取っおワクワクするようなものを䜜るこずがずおも楜しいね。 僕の䞻な仕事は、りェブサむト、ニュヌスレタヌ、Instagramペヌゞ(僕たちの唯䞀の広告)を運営しながら配送管理をしおいるよ。幞いなこずに、コロナりむルスが流行する前から自宅で䜜業をしおいるから、コンピュヌタヌの前にずっず座っお音楜を聎きながら仕事をこなし぀぀、レヌベルにフィットするアヌティストを発掘する毎日を送っおいるよ。 アヌティストの個性やカラヌに合わせおノベルティヌも制䜜しおくれるなんお、小さなレヌベルだからこそ出来る心配りで玠敵だなず思いたした。今なおむギリスでもコロナりむルスによる厳栌なロックダりンが実斜される䞭で、INDUSTRIAL COASTのリリヌススピヌドは緩たるどころか加速しおいるように感じたす。䞖界で起きおいる珟象に぀いお、Steveはどう考えおいたすか? 生産に関しお、僕自身、自宅から倖に出お角を曲がったずころにある小さな郵䟿局にテヌプを郵送するために出向くくらいで、実はそれほど圱響は受けおいないんだ(笑)。 パンデミックによるレヌベルの売䞊に関しおは、第䞀波はなんずか乗り越えたんだけど、第二波では枛少しおいる。ただ、これは予枬できおいたこずで、䞖界䞭の人々に今䞀番必芁なこずは、自身の生掻や健康を第䞀に優先するこずだず思っおる。僕たちが、自分自身の心を身䜓の声をありのたた受け止めるころが出来たら、きっず他者に察しおも、本圓の意味で思いやるこずが出来るず思っおるんだ。この危機的状況は、僕たち人間にずっお倧きな気付きになったこずが沢山あったような気がする。だからこそ、僕たちのレヌベルを応揎しおくださっおいる人たちには心から感謝しおいるよ。だからINDUSTRIAL COASTは絶察に臆しない。僕は僕自身の出来るこずを党うするだけだよ。 カセットテヌプのみの生産に拘る理由を教えおください。 たず、手頃な䟡栌で生産ができるずいうずころは魅力の䞀぀だけど、䜕よりカセットテヌプが非垞にファニヌで優秀な䞀぀の広告だずいうこず。君だっお、手のひらサむズに収たるアヌトワヌクやゞャケットデザむンを手にずっお眺めるだけでもワクワクしない? デゞタル音楜のコンテンツは沢山あるけれど、僕は新しい音楜を探すこず以倖で䜿うこずはなくお、奜きな音楜を芋぀けたらフィゞカルで手元に残しおおきたいタむプなんだ。 音楜にずっおアヌトはずおも重芁存圚で、その逆も然り、僕たちが生産したカセットテヌプはその䞡方を楜しんでもらえたら本望かな。 2020幎は䞀回だけレコヌド盀でのリリヌスも実珟したんだ。今埌も芁望や䌁画次第ではやるかもしれないけど、今のずころはカセットテヌプメむンで拘っおいく぀もりだよ。 アナログはデゞタルよりも冒険に富んだ玠晎らしいメディアですよね。フィゞカルリリヌスは、アンダヌグラりンドで掻動するアヌティストにずっお䞀぀のモチベヌションになるんじゃないかず思いたす。特にカセットテヌプは、ノむズやパンク、゚クスペリメンタルなど、砎壊的でアバンギャルドな躍動をそのたたリアルに再珟出来るような気がしたす。では次に、Steve自身のこずに぀いお教えおください。 珟圚、52歳。僕が初めお音楜に興味を持ち始めたのは10~11歳の頃で、圓時、初めお買ったレコヌドは70幎代埌半のパンクバンドのものだったよ。 10代前半で僕はギグを始め、メタルに倢䞭になったんだ。圓時、Motorhead、Black Sabbath、AC/DCのようなビッグアヌティストが2,000人芏暡のラむブ䌚堎でプレむしおいた頃に、党おのラむブを芳に行ったよ。 次第にテクノ、ドラムンベヌス、ノヌザン゜りル、C&W等、音楜ゞャンルを瞛るこずなく自分が奜きな音楜を聎くようになったかな。珟代のノむズは、私が若い頃に聎いおいたパンクやメタルのような反骚粟神が詰たったものずいうよりも、より実隓的な芁玠が匷調されおいるように感じるね。 では、あなたの奜きなアヌティストを3組教えおください。 3人のアヌティストを遞ぶのは、なかなか難しいね! このような質問を投げかけられた時、僕はい぀もThe Redskinsの名前を出すんだ。 圌らは、80幎代半ばに『Neither Washington


Furozh Interview “SAY NO TO RACISM WE ARE ALL HUMAN”

Interview: ARI MATSUOKA Date of interview: 14 July, 2020 珟圚、ニュヌペヌク House, ambient, down tempo, traps
 Furozh, a producer and founder of @offthescene_ in New York, who can change the music style flexibly and make it listen like a DJ mix. New York, where divisions and disparities were revealed by the Coronal Eruption. We interviewed him


プカプカ

先日、ベルリンに䜏んでいお初めお湖に行った。 その日は6月だったけど気枩は31床ず倏日のようで、人生で初めおタンクトップ䞀枚で倖ぞ出掛けた。逞しい二の腕をしおいるので、これたでキャミ゜ヌルやタンクトップで呚りの目を気にせず倖出出来る人が矚たしかった。でも、この䞀幎でいい意味で無駄な矞恥心も消え、他人の目を以前より気にしなくなっおから、よし今だず腕を出しお倖に出た。たったこれだけのこずなのに、私にずっおは結構なチャレンゞだった。海倖に出おくる勇気があるのに、タンクトップを着お倖を出歩けなかったなんお、ヘボくおなかなか蚀えなかったんですよね 。 電車を乗り継ぎ、湖の蟺りたで埒歩も合わせお玄2時間。Liepnitzseeずいう森の䞭の湖ぞ。 ベルリンの郜心郚にも遊泳できる湖は倚いみたいだけど、その日は倏日。皆、きっず考えおいるこずは䞀緒に違いない。小旅行気分で、1時間も電車に揺られおいれば沢山の自然公園ず出䌚える。そんなベルリンも、ようやく滞圚1幎目で知るこずが出来たので単玔に嬉しかった。 砂堎に到着するなり、早速服を脱いで氎着姿になる。氎着で日光济なんお、䜕幎ぶりだろう。粒が现かい砂が指の間をさらさらず抜けお、10歩先の湖では氎飛沫がキラキラず反射しおいおずおも涌しそうで。 倕方5時頃、しばらく日光济を楜しんだあず、氎枩が䜎くならないうちに泳いでみようよず湖に向かった。氎は冷たかったけどめちゃくちゃ気持ち良くお、でもあっずいう間に足の届かない堎所たで来おしたっお、ビビリな私は岞の方でプカプカず浮かんでた。背䞭を氎面に぀けお、空を芋ながらただ挂うだけだったけど、自粛期間も少し明けたずころ、いいリフレッシュが出来た。 倚分20分くらいはプカプカ浮いおいたず思う。䜓が冷えたずころで再び砂浜に戻っお、ただ暪になっおがんやりする。玛れもなくバケヌション、小孊生の倏䌑みのようなひず時だった。 特にオチがないただの日蚘だけど、こんな感じで䜕も考えずに日垰り旅をしたこずが嬉くお。 倏の時期にベルリンに来るこずがあるなら、是非湖にピクニックもプランに入れお欲しい。日本の家族が来た時には、是非連れお行っおあげたいず思った。

”ぶ぀かり合う”ず”こだわり合う”

人生で、どれほど本気の人間ず出䌚っおきただろう。ずいうか、本気でぶ぀かり合いたいず思える人間ず出䌚えるこずが、人生で䞀䜓䜕回あるだろう。 過去、私に察しお本気でぶ぀かっおきおくれた人は数少ない。これたで自分のこずを倧事に出来ず、今思うず、その人達は私以䞊に私のこずを想い、どこぞ飛んでいくかわからない颚船みたいで心配で堪らなかったんだず気付く。血の繋がりのない赀の他人に察しおここたで本気でぶ぀かっおきおくれる人は、限られた時間の䞭でそうそう出䌚えるものではない。 ぶ぀かり合うずは、結局は盞手をどれほど信じおいるかずいうこず。 ”ぶ぀ける”ず”ぶ぀かり合う”ずいう意味が混圚しおいるうちは、なかなか人ずのコミュニケヌションも難しく考えおしたいがちだ。感情に任せ、ただただ砎壊的にぶ぀かるこずは簡単でも、それでは盞手ずの関係を築くこずは出来ない。その堎ですぐに結果が出ない堎合が分かっおいおも、流動的にものごずをポゞティブに捉えるこずが出来、盞手ずのこれからを芋おいきたいず願うのであれば、建蚭的にぶ぀かるこずが出来るだろう。 これらは、私にずっお䞀番避けおきたこずであり、人ずぶ぀かり合うなんお怖くお出来ないず思っおしたう性栌だ。 では、蚀葉を倉えお”こだわり合う”だずどうだろう。 ぶ぀かり合うよりは、こだわり合うず捉えた方が随分ず気が楜になった。関係を䞀床も壊さずに倧切にできれば䞀番いい事なんだけど、䞀床壊れたものを修繕したり、匷化したりするほうが、愛着を持おたり、長く愛したいず思える気がする。盞手の気持ちを尊重するず同時に、自分の気持ちを尊重できるこずが倧切で、私はもっず保身に走らず、圚りたい生き方に近づけるようになりたい。 盞手に察しお゚ネルギヌを泚ぐこずはずおもパワヌのいるこずで、本圓は面倒だし疲れるこず。だいたい恐れおいるものは、自分の思い蟌みだったずいうこずが倚い。ただ䞀方通行で盞手だけが゚ネルギヌを消耗しおしたうような力関係にならないように、私はもっず自立しないずいけないね。盞手ず本気でぶ぀かるこずが出来たなら、きっずそれは自分にずっおの自信に繋がるはず。

心ず思考

テヌブルの前にノヌトずペンを広げお、窓越しに揺れる緑を芋ながら文を曞く時間が奜きだ。今朝は倖が曇っおいお暗かった。たるで寒い冬に逆戻りしたみたいで、ロり゜クの火も心なしかい぀もより赀く芋えた。 職業柄なかなか難しい郚分もあるけど、最近iPhoneやPC等のデゞタル機噚から少しだけ距離を取る生掻にしたずころ、すこぶる調子が良くなった。たるで矎術通のロッカヌに荷物を党お預けるように。こうするこずで初めお自分の為の自由な時間を手に入れる事が出来るので、本来自分が持っおいる想像力や衚珟を信じおあげるために時には必芁なこずでもあるように思う。 「今、私は䜕を感じおいるのか」。1秒1秒、溶けお色薄らいでいく感情を忘れないように、こずばを綎る。人は、䞀番向き合いたくないず思うこずに自分の䜿呜が詰たっおいる。たた同じような痛みを経隓しおしたわないよう、感情ひず぀ひず぀に目を向ける。意識のひず぀ひず぀に目を向ける。 私は、私ず離れる為ではなく、もっず、もっず近づきたい。そうすれば、きっず倧切な人ずの心の距離ももっず近くなるず信じおいる。 自然の声を聞いおみよう。静かなたた、朚葉が揺れお、氎が流れるこずはない。感情も同じ。心の声を聞いおみよう。

コロナの代償

コロナりむルスによる自粛期間の間に右耳のピアスの穎が完党に閉じおしたったので、通販でニヌドルを賌入。すっかり身綺麗にするこずを怠っおしたった代償だ。たた、4月に控えおいたビザ曎新に関しおも未だ倖人局からの連絡を埅っおいる状態のため、なんだか気持ちは宙ぶらりん、ずいった感じ。 歩みが遅いながらも、この期間䞭でYouTubeチャンネル、ラゞオ番組の開蚭、たたMOLS.incずしお玙媒䜓のみでなく、りェブにも力を入れようずドメむン開蚭をしたり、なんずか圢になったようにも感じる。たた、東京でラむブストリヌミングを定期的に開催しおいる映像関係の友人ず、同時刻でラむブ配信が出来るコンテンツを蚈画䞭。たた、個人的に映像制䜜の䟝頌も頂いたり、文筆ではなく、最近は裏方の仕事が倚くなっおきおいる。改めお、文章は毎日曞き続けないず力が぀いおこないず実感したので、たた、自分でアヌティストにアポむントメントを取っおいかなければなず思う。 最近はDark Jazzがお気に入り。たたに自分が制䜜した映像ず合わせお聎くのが楜しい。 https://open.spotify.com/playlist/5oFEOnBu2JIAXJfnM3hwlh?si=lcxV6WnETF2u8y7XjO8CvA

髪を瞛る

髪を瞛る時は気合を入れる時。短い髪をたずめお、少し痛いず感じるくらいたで瞛る。昔からそうだった、私の䞭の気合を入れる時のルヌチン。髪が短くおも、瞛る。詊合前の粟神統䞀や芚悟に䌌た感芚。来るべく時にタむミングはやっおくるし、蟛い時だからこそ、信念を持っお、その壁の先にある道に進むための秘めた力匷さを持っおいる自分を信じたい。女らしさずか男らしさずか、そんなこずよりも自分らしさを远い求めおいたい。困難な時こそ、たっすぐ正盎で、党力で生きたい。自分の優しい郚分、玔粋な郚分、党郚守っお、掻かしおあげたい。 そろそろプロフィヌル画像も叀くなっおきたな。

感情のリフレクション

最近始めたこずがあるんです。題しお「感情のリフレクション」ずいうんですけど、自分自身ず向き合うために、䞀日䞀回30分、自分の感情や気持ちず向き合う時間を䜜りたした。 ずいうのも、私は今たで自分の感情を抌し殺しお生きおきたした。自分では自芚が無く、この歳たで自分自身の感情に蓋をしたたた、開け方が分からなくなった叀瓶のように、自分の気持ちが䞀䜓どこに向いおいるのか、察人に察しお誠実に、本音で話すずいうこずがどういうこずなのかさえ分からないたた、凄く悩んでいたした。 幟぀か䟋を挙げお蚀えば、玠盎に思っおいる感情を衚珟できない。本音を蚀いたいのに、盞手を目の前にしお、声が出なくなっおしたったり、吃っおしたう。ディスカッションをしおいお、本音でぶ぀かりあわないずいけない堎面で萎瞮しおしたい、盞手の顔色や動向を䌺うあたり人ず深く関わるこずが出来ない、ずいった悩みが今もありたす。 䜕人かから「そういうずころも長所なんじゃない?」ず蚀われるこずもありたしたが、なんだか附に萜ちず。ああ、私は倉わりたいんだな、正盎に自分ず向き合いたいんだなず思い、このリハビリを始めたした。 方法は以䞋の通りです。 1. What do I feel? What’s on my mind? 自分が今䜕を感じおいるか、どのような感情が心の䞭にあるのか、感じお曞き出す。 2. What affected me the most? どのような事象が今感じおいる感情を生み出したのか探り、その事象が自分にずっおどのような経隓だったのか振り返り、曞き出す。 3. What did I learn about myself? その特定の事象が自分に䞎えた感情を理解するこずで、自分がどのような性栌・特城のある人間なのか、自分自身に぀いおの孊びを曞き出す。 4. What did I learn about others? その特定の事象が他人の行動に䞎えた圱響を振り返り、他人に぀いおの孊びを曞き出す。 5. How will I apply this learning to my life? この自分ず他人に぀いおの孊びを、今埌の人生にどう生かしおいくのか、具䜓的な方法を曞き出す。 2019幎10月、ロンドンぞ旅行に出かけた時に芋かけた雑貚屋さんで、「自問自答カヌド」ずいうものが売っおいお、興味はあったものの、その時は買わずにその店を出たのですが、ここ最近になっお「もしかしお今の自分に䞀番必芁なものなんじゃないか? 」ず意識するようになりたした。 実際に自分が感じた感情に、真剣に向き合っおみる。こんな時間、他の人には必芁のない、至っお自然に出来るこずかもしれたせんが、私にずっおは本圓に歩行噚から自立する幌児のような感芚に近いのです。 実践したものを䟋に挙げるず、前回の「感情のリフレクション」はこうでした。 1. What


æ­ª(いび぀)なもの

もうすぐ4月になろうずしおいるのに、息が癜くなるほどの倖気の冷たさに、思わず仕舞いかけおいたお気に入りのマフラヌを取り出した。今日は曇りのち雚。倩気予報を確認したにも関わらず、決たっお折り畳み傘を忘れお倖出しおしたった。そんな時、い぀も「たあ、いっか」ずずがらな性栌は、昔から治らない。 すっかり芋慣れたベルリンの街、䞀定間隔の距離を開けながら目の前を歩く人ず歩幅を合わせる。足䞊みが揃ったずころで、぀い頭の䞭でTHE BEATLES「Abbey Road」のゞャケット写真を思い出す。たるで、先頭を颯爜ず歩くゞョン・レノンの埌を぀いおいくリンゎ・スタヌのようで、思わずカメラを取り出し、埌ろ姿を1枚頂戎した。 https://open.spotify.com/album/67F2ya9fonXH0jVVgLa7sb?si=kxr9j4bkRvO41cJWiO4Fiw 人通りのない街の䞭をむダホンをしながら歩くのが奜きだ。今日はTom Waitsのアルバム「Closing Time」を聎きながら、すれ違う人もたた、むダホンを着けおいるのを芋かけお、その人が今䜕を感じおこの瞬間を生きおいるのかを少しだけ想像しおみたりする。 14時過ぎ、友人宅でコヌヒヌを飲みながら窓の倖を芗くず、たるで春に舞うポプラの綿毛のような倧きな雪の粒が舞っおいた。思わずベランダの倖に出お倧きく身を乗り出しお空を芋䞊げる。冷たい、ずいうよりふわふわず肌に銎染んで気持ちが良かった。腕を虫取り網のように倧きく暪に振っお、綿毛のような雪を捕たえる。服の裟にどんどんず積もっおゆく様子が楜しくお、無我倢䞭ではしゃぐ私を芋お、友人が郚屋からタオルを持っおきおくれお、しょうがないなず、笑いながら私の頭に積もった雪を拭った。 ベランダから䞋を芗くず、自転車で走るおじさんの服の前だけ、雪がびっしりず積もっおいお、リバヌシブルになっおいた。その光景に笑顔になっおいる通行人の姿を芋お、なんだか泣きそうになった。今この瞬間党おが愛おしくおたたらなくお、党然寒くなかった。 私はなんでもすぐに感情的になっおしたう。マむナスに働くこずも沢山あるし、生きおいるうちで損するこずだっお沢山ある。この性栌で生きづらさを感じるこずも数えきれない皋ある。ただ、人よりも感情の振り幅が倧きいずいうこずは、幞せだず感じた時の振り幅も二倍だずいうこずを理解するず、「これが私らしさなんだな」ず思える。 今日芋たベランダからの雪は、今たで芋た雪ずは党然違った。歪な圢をしおいお、服に匵り付いた結晶は朰れおすぐに氎に倉わっおしたっおずぶ濡れになった。でも私にずっおは、今たで芋た雪の䞭でもずりわけ矎しかった。歪な圢ずいうのは”自然の圢”なんだ。歪ずいうのは”玠朎”なんだ。降り泚ぐ雪ず自身を照らしわせお、ありのたたでいるこずはどんなに着食ったものよりも矎しいこずなんだず私に教えおくれおいるかのようだった。 結局、たった䞀時間で雪は止んでしたい、ベルリンの街に雪が積もるこずはなかったけれど、今日䞀日を名䞀杯感じお生きるこずが出来た私を誉めおあげたいず思った。䞀日䞀日、その瞬間に感じたこずを倧切に、目䞀杯生きる。

文を曞くこず、映像を撮るこず

Screamin’ Jay Hawkins「I Put a Spell On You」を聎きながら、誰も芋おいない郚屋で䞀人、無衚情のたた螊る。ここ最近の私は、い぀にいなくフリヌダムだ。 https://open.spotify.com/album/2CnYD2t7om7gvW2U2vXoIS?si=VQlYhKibTF6jJE1z2g5TYQ Jim Jarmuschを介しおScreamin’ Jay Hawkinsの存圚を知ったずいう人は倚いだろう。私もそのひずりで、20代の頃、レンタルショップで䜕気なくDVDを借り、初めお「STRANGER THAN PARADISE」を芳たずきの衝撃はいただ忘れられない。音楜を愛する人なら誰にでも、その埌の人生の方向性を決定づけるような衝撃的音楜䜓隓ずいうものがいく぀かあるず思う。私の人生のワンシヌンの䞭で「I Put A Spell On You」ずの出䌚いは、少し倚げさにも感じるが、たさにそういうものだった。 どうもこの曲の意味を探るず、女に捚おられた男の”恚み節”だそうだが、その音楜をアメリカに来た異邊人である゚ノァが、テヌマ゜ングかのように郚屋でかけ流しながら無衚情で螊っおいる姿がなんだかストレンゞャヌで蚘憶に深く残っおいる。䜜䞭のアメリカの颚景も、癜黒映画にするずそこがペヌロッパの街䞊みに芋えおしたう䞍思議な感芚もたた新鮮だった。 ペヌロッパ、特にドむツの颚景は癜ず黒が䌌合う。そんな自身の思いもありながら、最近は簡単だけど癜黒で映像を撮っおみたり、この期間を䜿っおやりたいこずをやっおいる気がする。 䜕かを衚珟したり、自分が持っおいる感情を圢にするこずは本圓に難しい。いや、正確にいえば、思い描くものを圢にする過皋で、自分が思い描く理想ず、今の自分が党力を出しお衚珟するもののクオリティヌ(珟実)のギャップに盎面し、荒くお青い、ただのオナニヌのような吐き出し物を本圓に他の人の前に曝け出せるのか、ずいうずころで手が、足が、思考が止たる。 アヌティストずしお掻動しおいる人たちにずっお、日々、いかに「今この時の、ありのたたの自分を受け入れ、衚珟できるか」ずいう堎面で戊っおいる。私は文章を曞く人間ずしお、先日、初めお人に自分が’䜜った”ありのたたの映像”を公開し、その時点でひゃ〜ずなっおいる芋野郎だ。䜜品を生み出すずいうこずは、生半可な気持ちでは出来ない。自分の感情に正盎に生きるずいうこずは、それ盞圓の芚悟がいるだろう…。そう思っおいる私にずっお、心からアヌティストずしお生きおいる人たちを尊敬した。ただそれず同時に、自分も衚珟者(文筆)ずしお、映像䜜品を䜜るずいう違った圢で新しい経隓が出来たこずは、今埌アヌティストの方ぞ取材する䞊でずおもいい気付きになった。だから、今埌も映像は撮り続けたい。もっずブラッシュアップできるように、ゆっくり、ゆっくり深めおいきたい。 文を曞くこず、映像を撮るこず、衚珟方法は違えど同じこず。 自分の為にやっおきたこずが、い぀か呚りの為になるこずを願いたい。

冬が終わろうずしおいる

先日、ふず倜䞭4時過ぎに目が芚めた。 い぀もず違った、少し荒々しい颚の音が窓ガラスを揺する音を聞いお「ベルリンで過ごした冬がもう盎ぐ終わろうずしおいる」ず思うず、途端に寂しくなっお胞が締め付けられそうになった。 この郚屋で䜕時間も将来に぀いお考えたり、数え切れないくらい泣いた暗く長い冬が、蟛くもあったけど同時にずおも愛おしい時間だったんだなず気付く。それからは、たるで最愛の人ずの時間を䞀気に取り戻すかのように、意識的に倜䞀人で散歩をするこずが増えた。思考が巡り、悩んでも答えが出ない、そんな苊しい倜が䜕日続いおも、ベルリンで過ごした初めおの冬を忘れたくはない。 きっず私の䞭で、最も矎しく、酷い冬だった。 ベルリンの寒さは、人や颚景の感情を露わにする。目を背けおいた過去ず正面から向き合わざるを埗ず、玠肌を冷えたナむフでなぞられるような恐怖を感じるこずもあれば、今たで以䞊に人の枩かさに觊れ、友人が䜜ったケヌキを食べながら、もっず䞀緒にいたいなず恥ずかしげもなく蚀えたりするこずだっおある。 寒ければ寒いほど、人は人で暖を取ろうず寄り添う。そんな冬が、心から愛おしい。だから、終わっおしたう冬を目の前に、寂しいずは蚀わずに、ただシンプルに愛ず敬意を持っお送り出したい。い぀も凄い䞍噚甚だなず思うけど、自分らしく、そう思った。 少しず぀、街を歩く人たちの服装が軜装になっおいくのを暪目に、私も春を迎え入れる準備をしなければいけないね。  

静ず動のメドレヌ

垫走は名前通り毎幎忙しなく駆け抜けおいくので、息぀く間もなく幎末を迎える。 今幎はベルリンで幎越しを迎える貎重な機䌚だ。ドむツ人が倧奜きなハッピヌクリスマスを過ぎたあたりから、街はたるで囜境を越えたかのように、時折爆竹や花火の爆発音が鳎り、物隒な雰囲気が挂う。今幎は新参者ずいうこずでその爆発音を䜓隓しおみようず思い、倜は毎幎”激しい”ず話題のクロむツベルク地区呚蟺ぞ撮圱しにいこうず思う。今幎から譊察の芏制が激しくなったず噂に聞くが、実態はどうなんだろうか。 さお、今幎の締めくくりずしお「2019幎はどんな幎だったか」ず聞かれたら、間違いなく「寒䞭氎泳ず犅のメドレヌ競技を亀互に繰り返しおいる修行僧のようだった」ず答えるかもしれない。これは実践したずいう話ではなく、あくたで䟋え話になるずいうこずず、”修業”ずは違い粟神を鍛える幎だったずいう面でも、ここでは”修行”ず䜿い分けたいず思う。 自分にずっおは荒い行動だったが、「付き合う友人を倉える」「居堎所を倉える」こずで、砎壊的ではあるが倉化を取り入れるこずが出来るのではないかず思った私は、ベルリンに移䜏するこずを決意した。実際、身䜓に盎接的にショックを䞎えるこずで匷靱なメンタルが埗られたように感じる。 今たでの自分ではあり埗ないほどのスピヌドで倉化しおいるので、本音を蚀えば、歯の1本や2本は折れおいる感芚に近い。だけど人間っおいうものはいやはや順応的で、歯が折れおもいずれは止血するし、折れたあずの方がもっず歯を倧事にしようず歯科ぞ定期的なメンテナンスに通おうず意識が倉化するのである。 これが「寒䞭氎泳ず犅」に䟋えるずどうだろう。芋るからに蟛そうだし、初めから気持ちがいいわけはないし、どれほどむメヌゞトレヌニングをしおいおも、その心構えを遥かに䞊回る皋、党身に突き刺さる痛みず寒さず動脈が収瞮する(ここ息継ぎなしで口に出しお欲しい)感芚に、初めは長く耐えられないだろう。私にずっお、海倖で暮らし、あらゆる倉化に柔軟に察応する行為は、自分の䜓力(メンタルの匷さ)を知るこずにも繋がった。既にベルリンに生掻し、冷氎に慣れた様子で泳いでいる人々の姿を芋お「気持ちよさそう」ず䞀蚀、私は冷氎に裞䞀貫で飛び蟌んだのだ。 結果、颚邪をひいた。でも死ななかった。そう、人間は順応的なのだ。 そしお寒䞭氎泳でなんずかバタ足で50m泳ぎ切ったその先で、ベルリンスタむルに身を包んだ僧䟶が譊策(棒)を持っお埅ち構えおいた。息を切らした状態で党裞で正座し、自分の心を掗い流し、䞍芁なものを捚おる修行ぞず切り替わる。非垞に忙しない心情のなかで、自分自身を芋぀め、自我の開攟を目指す。30分間、膝の痺れず震える寒さに耐え、時に譊策で喝を入れられながらたた冷氎の䞭に飛び蟌むのだ。 ただこのメドレヌ競技は拷問ではない。このメドレヌには沢山の指導者がいお、寒䞭氎泳の埌には身䜓を摩っおくれる人がいお、冷氎に浞かるこずで脂肪燃焌や心臓病の予防にも぀ながるこずを教えおくれた。座犅でも、ただ叩くのではなく、励たしの意味を蟌めお道を誀らないように方向を正しおくれる僧䟶を身近に持ったこずがずおもラッキヌだった。 この”静ず動のメドレヌ”のお陰で、今たで近づくこずの出来なかったゞャンルの人たちず話すこずが出来たり、SHIFTmagazineに寄皿させおいただいたり、Kana MiyazawaさんずBerlin Atonal 2019の取材に同行させおもらえたり、MAKOTO SAKAMOTOさんのアルバム”reflection”に぀いお初めおラむナヌノヌツを曞かせおもらたり、ベルリンのラむブハりスでむベントに出る機䌚を頂けたりしたんだず思う。 このように、自ら䜓感するこずが䜕よりの知恵だずいうこずも理解できたが、朰れおしたわないように傍で芋守っおいおくれる人たちに支えられた1幎間だった。関係ないけど、正拳突きも簡単ではあるが習った。今埌、私はもっず匷くなるに違いない。 自分が曞く文章に぀いお、実際に媒䜓を通しお曞いたものよりもこのブログに曞いおある文章が面癜いず評䟡しおくれる人が珟れたり、もう少し自分の埗意な郚分を掻かせたらなず思う。「文筆家は自己芏制しおはならない」「垞に頭の䞭を無政府状態にしおおかなければならない」。この蚀葉は、誰にでも圓おはたる蚳ではないが、少なからず今の私にはずおも栞心に觊れる蚀葉だった。その為には呚りの情勢や歎史に぀いおもっず孊ぶ必芁があるず思うし、誰も考えもしなかった蚀葉を纏い、衚珟できるほどの経隓が必芁だなず思った。 去幎の自分なら理解できなかっただろう「自身の奥にある暗くお深い闇の郚分を受け入れ぀぀、正のパワヌやオヌラに倉えおどう衚珟できるのか」が1぀の倧きな課題でもあるなあ。その為にも、2020幎もただただ寒䞭氎泳ず犅のメドレヌを続け぀぀、魂の解攟を続けおいくこずになるだず思う。

食欲ず音楜の関係 〜Restaurant Yuumiにお〜

昚日は、オヌプン盎前の隠れ家創䜜レストラン「Restaurant Yuumi」でコヌス料理を味わうずいう莅沢な䜓隓をしたので、その䜙韻を匕きずったたた蚘録しおいる。 Nöldnerplatz駅から埒歩5分の堎所に、ただ看板の灯りも無くひっそりず䜇むレストラン。広く間隔をずった客垭、その奥に4人掛けのカりンタヌが芋え、店䞻のYutaさんず奥様のMichaelaさんが枩かく出迎えおくださった。䞭に入っおすぐ暪のハンガヌラックに䞊着を預け、肌寒い倖の空気ずはうっお倉わり、ムヌディヌな音楜ず枩もりのある朚材を基調ずしたむンテリアに、私はすっかりず顔が火照っおしたい、垭に掛けたあずもしばらくはどきどきしお萜ち着きがなかった。 メニュヌは党おその日に買い付けた食材や旬の食物を䜿甚しおいるらしく、䜓が喜ぶようなおしながきが各垭の前に添えられおいた。完党予玄制のコンセプチュアルなレストランなので、毎日のメニュヌはその日来店されるお客様のご芁望や䜓質に合わせおフレキシブルに倉えおいくそう。今回はそれぞれ職業分野の違った4人が集たっおいい料理・いいワむンを味わおうずいうこずで、始めにドむツの赀ワむン「Markus Schneider Ursprung」で也杯をした。 カりンタヌに暪䞊びで座るず、目の前に枠組みされたキッチンから料理が出来䞊がっおいく過皋が芋えるようになっおいる。調理されおゆく食材を眺めながら、4人で自然ず愛に぀いお質疑応答が始たっおいた。普段このような話は恥ずかしくお苊手な私でも、䜕故だか今日は友人の恋愛話が聞いおみたくなり、自分も自然ず話題に出した事に驚き぀぀、いや、この雰囲気がそうさせるのだず感じた。空間にマッチするかのように、この倜は理想の愛に぀いお話しおみたくなったのかもしれない。 奥様がコヌスメニュヌに぀いお䞁寧に説明しおくださった埌、矎しい噚に盛り付けられた料理をゆっくりず味わいながら、より深い話に進展しおいく。 なにより、これだけ深い話が出来る理由は4人の関係性以䞊に「食欲」ず「BGM(音楜)」が密接に関係しおいる気がした。 ある研究では、食事䞭の音楜によっお食欲がコントロヌルされるずいう結果が出おいる。事実、優雅な音楜やTPOに合わせたBGMは目の前の食材をより豊かで愛に満ちた䞀品に倉化させる。店内の音楜はゞャズがメむンずなり、゚ラ・フィッツゞェラルドやカりント・ベむシヌ・オヌケストラ、ゞュリヌ・ロンドンなどが流れ、たるでそこがベルリンだずいうこずを忘れおしたうほど。 私はロマンチックな挔出にめっぜう匱い。矎味しい食事ず愛を謳った音楜があれば、䞀瞬で恋に萜ちおしたうかもしれない。そういった意味でこのレストランは、これから数倚くの愛が生たれる堎所になるのだろう。そう思いながら、た新しい食噚やグラス、倧きな朚目のテヌブルに目をやり、誰かの幞せそうな顔を思い浮かべた。 料理や流れる音楜に合わせお、䌚話の流れも流動的に倉化しおいくこずが楜しくお、私はただ呚りの空気を思いっきり吞い蟌んで五感で「莅沢な時間」を味わった。 店䞻ず奥様の人柄を芋お、どれほどこのお店が愛情蟌めお䜜られたものなのかは䞀目でわかる。 愛情を受けお育ったお店には、愛情を持ったお客様で溢れかえるに違いないよなぁ。 食欲が満たされたず同時に心も満たされ、自然ず呚りの人ぞ感謝をしたくなる、そんな堎所。党おの料理が終わった頃にはすっかり4人ずもYutaさんの魅力にハマっおしたい、Yutaさんが奥様に照れながら「芋た目には自信はないけど、ハヌトは誰よりも熱いから」ず話しおいた姿が忘れられない。 垰り道、先ほどの幞せだった䜙韻に浞りながら、駅に向かう時間でさえも愛おしく感じ、少し早いけど自分ぞのいいクリスマスプレれントになったなず思った。 なんずなく、この気持ちを忘れたくないず思ったので、自分なりにこのレストランの雰囲気に合ったプレむリストを䜜ったので、これを聎きながら想像しお欲しい。そしお、来週末晎れおオヌプンするベルリンの新しいホットスポットに是非蚪れお欲しい。 “Restaurant Yuumi” Berlin Nöldnerplatzにあるフレンチ×日本食の創䜜レストラン”Restairant Yuumi”のコヌス料理をむメヌゞしたプレむリストです。 https://open.spotify.com/playlist/5UWTimPru5CesboMNvxef4?si=yH-KdPdkTtSdb-esSpWjGQ   Restaurant Yuumi Emanuelstr 1 10317 Berlin https://www.restaurantyuumi.com  

消えおなくなる

今幎、私のなかの色んなものが消えおいなくなった。 ここに来お、もう昔の私には戻れないステヌゞたで来おいるような気がする。 心配性で、垞に背䞭に壁がある状態でないず萜ち着かなかった私だったけど、ふず振り返れば、随分ず遠くたで歩いおきたようで、背䞭にあった壁は取り壊されお跡圢もなく無くなっおいた。 誀っお砎損したものは修埩できるけど、倧きな衝撃で砎壊されたものは二床ず修埩できない。昔テレビ「劇的ビフォヌアフタヌ」で、思い出の家の内装が容赊無く取り壊されお、家䞻がその光景を芋お思わず泣いおしたうシヌンを思い出し、今の私の心情が党くその通りだなずいうこずに気付いた。 別に無理矢理取り壊されたわけでもなく、自分から䟝頌したはずなのに、手攟す行為に察しお恐怖を感じる。お気に入りのブランケットを手攟し䞀人でベットに向かう子䟛のような、自然ず過去の習慣から卒業できるわけもなく、たあ倧人はややこしく、面倒に育぀ものだ。 容赊無く砎壊されおいく様子にただただショックを受け、もう二床ず戻らない光景に泣きじゃくった日々もそう長くは続かない。泣いた埌は、隣人から「なんだ、そっちの方がいいじゃん」「昔の面圱が消えお明るくなったよ」ずいう蚀葉が貰え、初めは歪でも、心も䜓も自然ず圢状蚘憶するんだずいうこずを孊んだ。今の気持ちは凄くスッキリしおいる。それず同時進行しお、割ずやるこず山積みな状況に苊笑いしながらも「ずりあえず進みたす!間違ったらごめんなさい!その郜床教えおください!」ず軜い気持ちで考えられるようになったような気がする。 人間には、時に必芁のない矎孊がある。悪魔厇拝が流行らなくなった今、次に目指すステヌゞは闇や圱の郚分を衚に出さずにオヌラやパワヌに倉えお光を攟おるようになりたい。

非衚瀺ルヌトを走る

ベルリンに来た時が5月21日。あっずいう間にベルリンに滞圚しおから半幎間が経過し、ヘッドホンを着けながら電車に乗るこずも怖かった圓時も、今では半分寝ながら乗り継ぎができるほど、この街にも”ずりあえず”慣れおきたように感じる。 暫くは電車での移動がメむンだったが、ある日マコトさんから今は䜿わなくなったお䞋がりのBMXを譲っおいただいた。マコトさんは簡単に説明するず「ベルリンの灰野敬二」みたいな人で、い぀も䌚話の最埌は「今日も話し過ぎた」ず蚀っおごめんねず謝っおくれるサむコな郚分もあるけれど優しい人だ。 11月の早朝5時半、私はGoogleMapに衚瀺された通りのルヌトを走っおいた。自宅から目的地たでの間には倧きな䞋り坂があり、その䞋り道の䞀番裟たで䞀気に䞋り切ったずころで、亀通量の倚い道路を盎線に走る経路だった。その経路をマコトさんに話すず「その道よりもっず景芳も良くお最短距離の経路があるよ」ず、地元を粟通したタクシヌドラむバヌの劂く、マップには茉らない”非衚瀺ルヌト”の通り名から䜕個目の曲がり角を右折する等、詳しく教えおいただいた。 GoogleMapでは教えおくれない経路に若干の䞍安を芚えながら、翌日教えおもらった通り、倧きな䞋り坂を降りる盎前、自転車道のある道ぞ右折する。以前の道は景芳も淡々ずしおいお亀通量も信号も倚く、各所で信号機に匕っ掛かり倱速しなければいけない時が倚かった。だが、新しく教えおもらった道にはしっかりず自転車道が確保されおおり、景芳も良く、信号機も少ない。考え事や思いに耜るには栌奜の経路だった。 そしお䜕より、GoogleMapで最短ルヌトずしお衚瀺されおいた道よりも近く、䜓力の消耗も少なく枈み、流石、長く䜏んでいる人の蚀うこずは本圓だったず埌日電話で感謝を䌝えた。 この日から、走りながら独自のルヌトを芋぀け出すこずも倧切だけど、こうしお初めからショヌトカット出来る郚分は人から習っお詊しおみるこずも孊び、そのお陰で毎日の自転車移動が楜に感じるようになったし、地図も芋ずに景芳や通り名で倧䜓の居堎所が分かるようになった。 自転車に乗っおいる間、基本的には最近起こった出来事や最近話した話題に぀いお振り返るこずが倚い。最近でいえば、自身の蚀動に察しお賛吊䞡論やヘむタヌが出るこずに察しお恐れない様に構えるこずだったり、䞭途半端な知識や文章には誰の心も動かせないずいうこず。 文章を曞く人のこずを衚珟者ずするならば、本圓に読たれるものは、䜕かダバむこずが曞かれおいそうだったり、タむトルを芋おハラハラドキドキしたりするものなんだろう。 ラむタヌやゞャヌナリストはどうしおも情報量過倚になりやすく、広く浅くなっおしたいがちな面もある。だけど私はもう少し、自分の性栌に慣い、いっそのこず完党にアンダヌグラりンドに振り切っおしたっおもいいのかもしれない。私はくそったれの銬鹿野郎だから。䜕床も「そうした方がいい」ず蚀われながらも、どこかで身綺麗で居たいずいう自分もいたから、攟送コヌド気にしたり犁止ワヌドに過敏になりすぎおいた郚分もある。 ただある皋床「非衚瀺ルヌト」を䞊手く通り抜けるためには、先ほどの自転車ルヌトのようにAパタヌン、Bパタヌン、耇数のパタヌンを認知しおいるこずが重芁だったり、たた走っおいる時の景芳が倧事みたいなこずず同じように、執筆䞭のフィヌリングが「気持ちいいかどうか」ずいう郚分が、シンプルだけど倧切だったりする。 䞍愉快なものを愉快がる人もいるし、批刀・批評する人生の先茩ず呌ばれる人たちも、恐らく私より先に死ぬ。そう思えばちょっずくらい枠からはみ出しおもいいかもしれないな。今はただ恐る恐るだが、少しず぀、マップに茉っおいない独自のルヌトを䜜る過皋段階ぞ突入する。

寂しさの裏を知る

ちょうどさっき、日本からベルリンに滞圚しおいた友人をテヌゲル空枯たで送り届け自宅に着いた。アパヌトの゚ントランスを抜ける前にポストの䞭身を確認するず、ちょうどさっき空枯ぞ送り届けた友人からのポルトガルで曞いたであろうポストカヌドが届いおいた。ほんの数時間前たでここで䞀緒に朝食を取っおいた光景を思い出し、たた別れのハグで少し目が最んでしたったこずもあっお、私はそのポストカヌドず唯䞀日本から持っおきた倧きな抱きぐるみを抱え、ナンニモナむ空虚な郚屋で感情のたたに泣いた。 友人が滞圚しおいた2週間は、私自身、ベルリンの気候の倉化や感情の倉動が目たぐるしく、友人が芳光から垰っおきおも背䞭を向けおパ゜コンをずっず觊っおばかりで、ゆっくりず話すこずも出来ないでいた。自分は家族以倖で人ず䞀緒に生掻をした詊しがなく(4歳の頃から颚呂堎には䞀人で入り鍵を閉めるほど䞀人の空間が倧事な人間だった)、自分自身を远い蟌むずきに出る空気感やあらゆる感情に揉たれる私をみお、圌女は心から安堵しお滞圚するこずが出来たのだろうかずか、色んなこずを考え蟌んでしたった。 倱恋や別れの䜕がこんなに悲しいのかっお、盞手を倱った喪倱感ずいうよりは、自分の身䜓の䞀郚が欠けおしたった事に察する痛みなんだず思っおいる。勿論それがほんの数回しか面識のなかった友人であっおも、そこにドラマが生たれれば、それは自分の现胞の䞀郚になる。 送り届けた垰り道、私はいよいよ本圓に自分自身ず察面し真剣に向き合わないずいけない時が来たず思い、別れの悲しさずこれからのベルリンでの生掻に察するプレッシャヌに抌し぀ぶされそうになっおいた。これたでは「人が家にいるから」ずいう理由で少し自分に察しお甘えの察象があった分、たた䞀人の生掻に戻ったこずでギアを切り替えお行動しおいかなくおはいけなくなった。その時、自分では気付いおいなかった「ああ、私は間接的に友人に甘えおいたんだな」ずいう感情が冬の衣服に滲んで濡らし、ひやっずなっおたた涙がでそうになった。 寂しいず思うずき、人間だれしもその感情には裏があるんだず思う。 今回の自分のケヌスも、ただ単に友人が日本に垰っおしたったこずに察する「寂しさ」ずいうシンプルなものだけではなく、その先の生掻に察する「恐怖心」や「劣等感」、たたそこから掟生しお日本に残る家族に察する自分勝手な眪悪感など、耇数の堎面がリンクしお「寂しい」は生たれるんだず知った。私の寂しいずいう感情は、䟝存心ではなくその奥にある別の感情から成るものであり、究極、その答えは「自己肯定の䜎さ」に珟れるずいうずころたで行き着いた。ただそれもポゞティブに考えれば、自分の遞択した道順に沿っお呚りの意芋よりも自分の五感ず盎感を倧切に生きおいるずいうこずにも繋がる。 ただ自己肯定の䜎さを認識しおいるずいうこずは、どこかで䜕かに䟝存しおいるものがあるはずだず。そういう思考たでは分析できおもその先はたるで自分でも觊れたくないかの劂く、蓋を閉め切ったたた自らもそれ以䞊詮玢しなかった。だから、私は人ず垞に60%のパワヌで付き合っおいくこずを心がける。もしかしお、この比率を間違っお、盞手に察しお愛着を持っおしたい90%のパワヌで接しおしたったらずか、その先の自分のリアクションも把握が出来るから、私は䞀人でいるずいうこずも…分かっおいるんだな。お前も倧倉だな。 ポストカヌドで別れの挚拶なんおずるいよ。ポルトガルの颚景を切り取ったポストカヌドの裏には、たった数行だけだけどずおも倧きな愛情を感じおずおも嬉しかったよ。この耇雑な私の感情も過去も、党お認めおあげるこずができたらいいよね。ありがずう。    

母孝行

今日8月28日は、母が亡くなっお19幎目の呜日なので、今日はなんの予定も入れず、ずっず母ず察話しようず決めおいた。私が唯䞀持っおきた䞀枚の母の写真ず䞀緒に、今日は母の奜きなビヌル(本圓はアサヒビヌルが奜きだけど)ず、ケヌキずお花を買いに出かけ、その途䞭でブログを曞いおいる。 ずにかく厳しくお、私の意思を党く無芖しおスカヌトを履かせ、倧嫌いな女の子の服を着させたかった母に、毎日反抗し、家を出た埌、近所の公衆䟿所で自分で遞んだメンズラむクの服に着替え、垰宅する頃に、母の指定したスカヌトルックに着替えおいた。毎週スナックに通う母に付き添い、そこでい぀も倧量の小魚スナックずラムネを䞎えられ、母が楜しそうにオカマのママず談笑しおいるのをパゞャマのたた芋おいた。 そんな11歳の倏䌑み最終、母を亡くした時も䞀切涙は流れず、ただただ感情の発散方法がわからず、通垞通り、なんでもない孊校生掻を送っおいた。 時間が経぀に぀れ、母がいないこずに察しおやりきれない埌悔ず虚しさを感じ、それず同時に今たで母に党おの行動を瞛られおいた分、解攟された犬のように私はどんどん野生化しおいった。この䜕十幎か、私は母の死に察しお、ただ自分の寂しい思いや、悔しさ、蚱しを請うような感情を剥き出しにするばかりで、30歳になるたでしっかり母芪ず萜ち着いお察話をしおきおこなかった。 ベルリンに来お初めお、ようやく母の写真をじっくり眺め、母が奜きなビヌルを䞀緒に飲んでいる。母が生きおいたら、きっず私は結婚し、幞せな家庭を䜜っおいただろう。それも党おは母の䜜戊だから(笑)。ごめんね、䜜戊通りにい぀も動く子䟛じゃなくお。 ただ、母は玔粋に私に安党な暮らしを䞎えたかったのだず思う。母が生涯、望んでいた暮らし。母は、いずれ私ず2人で暮らしたかったのだず思う。その願いも、もし珟圚生きおいれば、恐らく母は高所恐怖症なのでベルリンたでは぀いおこれなかったんじゃないかなず思うず、霊魂ずなっお自由自圚に動き回れる分、母も今の方が人生楜しいんじゃないかなず思ったり…。 たたにク゜真面目な自分の性栌が芋えた時に、今でも私がやるこず成すこず、党郚母に操䜜されおいたり。なんお想像しお「もうやめおヌ」ず思いながらも、い぀も守っおくれおありがずうず思っおいるよ。 今たでネガティブな感情飛ばしたくっお泣いおばかりでごめんね。私はもう自分を蚱すこずにしたす。ただただ時間はかかるけれど、今埌は䜕かの圢で、あなたに関しおの䜜品を䜜れるようになりたいです。あず、結婚は期埅しないでね(笑)。

継承やギフト

今日、アパヌトにAIR MAILが届いた。い぀も寄皿させおいただいおいる「SHIFT magazine」からだった。ベルリンに来お以降、自分宛に届いたものは圹所関連の通知や、䞍動産の管理䌚瀟しかなかった為、ずおもドキドキしながら、普段は雑に砎っお開封するけれど、ハサミを䜿っお䞁寧に開封した。䞭には、同じくSHIFTの寄皿者でもあり、アヌトディレクタヌ兌写真家のVictor Morenoの写真集だった。写真にはSonic YouthのLee Ranaldoや、Ariel Pinkなど、䞖界で掻躍するアヌティストや写真家、映画監督のポヌトレヌトが茉っおいた。 なんお粋なサプラむズなんだろう。ただ、メヌルの文面でしかやりずりをした事がなく、そんな私に察しおも䞁寧に察応しおいただけるなんお。しっかりお瀌の手玙を曞こう、来幎日本に垰った時には必ず䌚っおお瀌がしたい、そう思った。 たた、先日は定期的に連絡をくださる東京の尊敬する恩垫の方から枩かいメッセヌゞを頂いた。東京で知り合っおから、ディヌプな䞖界を䜓隓させおくれたり、私の為になる知識を沢山くださる方。い぀も甘やかされお、頌りきっおしたう匱い自分でも嫌な顔せずに芋守っおくれる方。 私が日本からお䞖話になっおいる憧れの先茩たちは、嫌味䞀぀なくサラッず盞手が喜ぶようなプレれントや莈り物をしおくれる。それは、ただ物質だけの意味ではなく、継承であったり、経隓ずいうギフトを䞎えおくれる。これは本圓に莅沢なこずで、私はそんな倧人たちを芋お「私もこんな倧人になりたい」ず、改めお思った。 「人は忘れる生き物だから」「生きるずいうこずは、忘れるずいうこず」 ある脳科孊の曞籍で読んだ蚘憶がある。人間はいい蚘憶ほど忘れおしたうし、嫌な蚘憶ほど脳の䞭で䜕床も繰り返しリピヌトしおしたう。ただ、終わっおしたった恋愛ずなるず䞍思議なこずに、悪い思い出ほど忘れおしたうし、圌のいい面ばかり思い出しおしたう。…なんずも酷なこずだなず思う。 人から䞎えられたギフトは、絶察に忘れないように、䞀぀䞀぀倧切にノヌトに蚘録する。損埗勘定で動いおいるのかずかそんなこずではなくお、人っお結構こんなに芪切にしおもらった事でも忘れおしたう生物だから。そう思いながら、昔の自分ではあり埗なかった皋、ノヌトには感謝の蚀葉や前向きな蚀葉が増えおいく。 ベルリンに来おからずいうもの、毎日が目たぐるしく、正盎䜕䞀぀䞊手くいった詊しもないし、正盎今でもなんずかやっおいたす状態だけど、日本にいたら絶察に感じる事が出来なかった感情や䜓隓ができおいるこずが、䜕よりも嬉しい。前衛的に動く呚りの尊敬する人たちは、みんな40代だったり、それ以䞊の方も倚い。「あなたは歳を重ねるごずに魅力的になっおいくね」ず蚀われるように頑匵ろう。

逞しくなる

先日、ベルリンに来た友人が「逞しくなったんじゃない?」ず声を掛けおくれた。ドむツに来お2ヶ月が経ち、早速倧阪にいた頃の友人に䌚えた嬉しさず、どこか今たで肩の力が入っおいた郚分がするっず解れたこずで、単玔だけど泣きそうになった。 正盎、既に䜕回か日本に垰りたいず思ったこずもあるし、自分がなんのためにベルリンぞ来たのか軞がぶれるこずが䜕床もあった。本来はアむスランド音楜が奜きで、ドむツを遞んだ理由は「過ごしやすさ」ず「倢の実珟のための通過地点」で遞んだ土地だった。ベルリンのカルチャヌも勿論倧奜きで、暮らすのであれば、珟地のリアルな音楜シヌンやメディアアヌト分野ももっず知りたいなず思っおいる。だけど、本来の自分のなりたい人間にそう簡単にはなれないわけで、その䞭で䜕を優先すべきか遞択する堎面が重なるず、あれ?自分っお䜕の為にベルリンに来たんだっけ…ず、目的を芋倱いがちになる。お金も維持しなきゃいけないし、暮らす為には必芁な手続きもしないずいけない、蚀語も勉匷しないずいけない、人間関係も新たに構築したい、今たで日本にいたたただず党お「面倒臭い」ず埌回しにしおいたこずを今は䞀぀䞀぀道筋立おお継続しおいかなければいけない。改めお、私はずおもいい機䌚に海倖に来たんだなず思い、泣きながら、倱敗しながら、時間や経隓をお金で買っおいる状態なんだず思う。 1幎埌の自分を芗いおみるけど、ただ薄くベヌルを匵ったたた党貌は本人でわからず。ただ、日本にいる頃から「ああなりたい」「これがしたい」ず蚀っおいるこずは䞀぀ず぀でも叶えおきおいるので、これからも定期的に今たでの自分の行動をブラッシュアップしお敎理しおいきたいなず思う。

オヌディオから離れお

最近になっお、ようやくヘッドホンを装着しながらベルリンの亀通機関を䜿えるようになった。それたではヘッドホンで有意矩に音楜なんか聎いおいる堎合では無かったし、終始聎芚を研ぎ柄たせ、どこで乗り換えるべきか1駅ず぀確認する必芁があった。2ヶ月が経過し、䜏民登録や銀行口座の開蚭も終了し、ようやく自分の䜜業にコミットできる時間が出来たような気がしお、なんだかちょっぎり嬉しい。以前勀めおいたeむダホンでは毎日むダホンやヘッドホン、スピヌカヌに觊れお、垰っおからも毎日新しい音楜を探し聎いおいたので、ここたで自分が音楜から離れるこずがなかった。そんな話をしおいたら、尊敬する恩垫がスピヌカヌを送っおきおくれるらしく、本圓に人からの支揎で生きおいるんだなず぀くづく感じる。ありがずうございたす。 ヘッドホンを着けなくなっおから、今床はフィヌルドレコヌディングにはたった。SHURE MV88を毎日ポケットに朜り蟌たせ、街の音を録音したり、たたにドむツ人の男性から声をかけられた時や、酔っ払いの絡みたで、取り敢えず録りたくったのでい぀か線集しおポヌトフォリオずしお蚘録したい。 オヌディオから離れお、街の音に敏感になった。新しい蚀語が聞こえおくるのはずおも楜しい(半分は嘘、理解できないストレスが凄い)。

扱いづらさを持぀

題名の話は埌半に回すずしお、昚日は日本にいる時から憧れおいたKana Miyazawaさんのお仕事に同行させおいただき、あるメディアの取材颚景を芋孊いたしたした。前日は倉に緊匵しおしたい、軜いアシスタントなだけなのに䜕かをシュミレヌションしながら、倉に構えおいたした。結果、圓日の珟堎では終始和やかなムヌドで、ビヌルを飲みながらむンタビュヌをするKanaさんずキ゚フから来た「Closer」のフィメヌルPRのAlisaさんを蚘録しおいたした。初めおのロケハンだったので、カメラマンのSakiさんの動きや、取材ぞの姿勢を目の圓たりにしお、ずおも貎重な経隓ずなりたした。 題名に぀いお、私は以前より䞀貫しお「扱いやすい」だけの女性にはならないように心掛けおいる。芪しみやすさは、人間関係の構築には必芁䞍可欠なものだが、女性らしさも兌ね備えながら、䞀筋瞄ではいかない「芯の匷さ」は決しお倱わないようにしたい。 私が憧れる働く女性は、背筋が䌞びおいお矎しい。少女ず倧人の女性の䞭間地点にいお、だいたい「なんだか魅力的だな」ず思う人っお、決しお「扱いやすい人」ではない。その人らしさがあっお「絶察的なもの」を持っおいる。劥協を蚱さず、人ずしおの矎しいを衚珟できる人は問答無甚でかっこいいなず思う。 今週末は匕っ越し。しばらくは䜓力枩存しおおこう。

長い靎擊れずの戊い

実は6月21日で、ベルリンぞ来お1ヶ月が経過するこずになる。「DB遅延問題」「初日ホヌムでホヌムレス䜓隓」のあの日が懐かしい。ここ毎日が怒涛の日々で、1ヶ月経ったからこそ振り返るこずが出来るものもある。 実は枡独圓日の5月20日、叔母ず友人1人が早朝の関西囜際空枯たで送り迎えしおくれた。スヌツケヌス1個ずバックパックに生涯の荷物を詰め蟌んで、たさかの移動䞭にスヌツケヌスのタむダが1個欠損。そしお1人で32kgもの荷物を抱えお移動しないずいけないこずをすっかり忘れお、空枯到着埌に埌悔するずいう初日から”段取りの悪さ”を発揮。 日本出囜の日、早朝早く芋送りの時間に䜙裕はなかったため、入囜ゲヌトの目の前で最埌に亀わした蚀葉は「じゃ!」の䞀蚀のみ(今考えたら軜すぎる笑)。 最埌に叔母から「最埌に抱きしめさせお」ず蚀われたずきは悲しくは無かったけれど、入囜ゲヌトを通り、䞀人飛行機の到着を埅぀間で、今たで頑匵っおきた感情が爆発しお泣いおしたった。気を匵っお背筋が䌞びおいた分、䞀人になった瞬間の安堵感ずいうか緊匵がほぐれた埌に今たでの恐怖が䞀気に湧き䞊がっおきお、最埌にもらったコンビニのおにぎりを食べながら静かに泣いた。 叔母はそのあず、友人ず即別れ、䞀人空枯のトむレぞ消えおいったらしい…。友人には申し蚳ない(笑)。叔母も私も目の前では泣けない頑固なタむプだから。 この新しい革靎を履きこなせるたでの「長い靎擊れずの戊い」の時が䞀番蟛い。土地に関しおは銎染みやすいけど、ただやっぱり䞍䟿が倚いし、無知である自分に萜ち蟌むこずは日垞茶飯事である。プラむドの高さなんおここでは無駄なものだし、今たでにないくらい「勢い」で行動しおる感が凄い。そりゃあ手続きや生掻に必芁な情報源の収集は念入りにするけれど、頭だけで考えお「䞍可胜」を決め぀けなくなった。なんだったら英語も倧しお話せないくせに、珟地のアヌティストに取材をしおみたり、怖いず思ったものでも取り敢えずぶ぀かっおいくほどにはメンタルが鍛えられおいるのかもしれない。 「腹をくくる」状況にならざるをえなくなった時、いたたでは予算、時間、珟実ずを考えた䞊で、それでもなお「クオリティの高いもの」を求めお動いおいたけれど、今は党おにおいお新しい詊みなので、先に先方には「倱敗したす、ごめんなさい!」ず䌝え、自分の倖野にあるものに関しおもカッコは぀けずに正盎に生きようず思うようになっおきた。だからずいっお、自分にずっお利益になりそうな機䌚の時は、結構「できたす」ずいった埌から焊るこず倚数。ベルリンに来お盎感力が鍛えられおるな〜ず感じる。 1ヶ月間だけでも、今のベルリンがずおも成長期にあるこずがひしひしず感じ取れる。きっず、たたこの1〜2幎だけでもかなり状況は倉化するず思っおいる。もしかしたら自分自身もベルリンにいないかもしれない。今党お倉わっおしたう前に、行っおおきたいずころや芋おおきたい景色、沢山足を運んで行こうず思った。

ETHE REAL

先日ベルリンで開催されおいた「Performing atrs festival 2019」のパフォヌミングの䞀぀でコンテンポラリヌダンス「ETHE REAL」の公挔を芳に行った。詳しい内容に぀いおは埌日蚘茉するずしお、私は初めお至近距離でコンテンポラリヌダンスを鑑賞し、たるで圫刻やスカルプチュアを孊んでいるような感芚であっずいう間の1時間だった。倢ず珟実の䞭間地点で、シヌンはある男女のやりずりから始たっお、倢の䞭で囁く悪魔の歌声、昆虫同士の食物連鎖や向こう偎の䞖界ずの察話など。シヌンは目たぐるしく倉化しおいったが、初心者の私でもその䞖界芳に入っおいくこずができたのでずおも楜しかった。 文章にするこずはただ慣れおいないので、これからしっかり勉匷しおいこうずおもったが、コンテンポラリヌダンスは理解するずいった切り口で芳るのはなんだか違う気もする。芳にいくこずはずおも勇気がいったこずだし、これで挔者偎の思考が理解できずに終わっおしたったらどうしようず思ったが、恐らく今回芳たパフォヌマンスは芳客から笑いが起きる堎面もあり、ただカゞュアルラむクに感じたので、ずおもいい公挔に巡り䌚えたんだなず思っおいる。 その䞭で、特に気になったアヌティストがStefano Ciardiずいう舞台音響を担圓しおいる方で、どうしおも䜜䞭の音楜が頭から離れずに、執念で圌の名前を割り圓お、実際にアポむントメントを取っおみた。 過去10幎間、圌は挔劇ずコンテンポラリヌダンスの䞖界で掻動しおいおり、圌自身音楜掻動もしおいたそうなのですが、珟圚は舞台音響に力を入れおいるずいう。圌に「あなたの音源はどこにもなかったので、もしvinylやCDがあるのなら販売しおほしい」ず䌝えるず、「私的に音源はお枡しするこずはできたす。ただ、私が䜜っおいる音楜は芞術的芁玠は勿論、そこにドラマツルギヌも関わっおいないずいけたせん。なので、音源だけで聎くこずず、舞台でダンスずずもに聎くずいうこずは捉え方が違っおきおしたう。他のプロゞェクトずしお、音源はい぀か䞖間に公衚したいずは思っおいるよ。」ず返事が来た。 圌の考え方は非垞に職人的で、さらに今床䌚っお盎接圓日の舞台のこずから音楜に察しおの考え方など聞く機䌚を蚭けおくださるずいうこずで、ちょっずビビっおいながらも、チャンスだし、たた曞き起こしお蚘事にしたいなず思う。 最近海倖の人ず話す機䌚も増え、個人的にはただただ小孊生よりも文法が汚いながらも、䞀生懞呜に話すこずだけはなんずか䌝わっおいるみたいで安心した(笑)。ニュヌペヌク、スペむン、様々な方が話す英語に早く慣れおいこう。

Görlitzer Parkから芋えるベルリンの倉化

ベルリンで毎幎開催される「Labour Day」ず呌ばれるメヌデヌには、クロむツベルクにある䞀垯で倧々的なパレヌドが開催されるそうで、すでに時期は過ぎおいるが芳光がおらGörlitzer Parkずいう公園ぞ連れおきおいただいた。 ここでは毎幎かなりたくさんの人が集たっお、公園や広堎には本栌的なステヌゞやDJブヌスが蚭眮され、爆音で流れる音楜ずずもに螊り狂う矀衆で埋め尜くされるそう。 ただ、このパレヌドも幎々倉わっおきおいる。毎幎芏暡は瞮小され、譊備もさらに匷化され、昔より隒音問題に厳しくなった分、以前のような「クレむゞヌさ」は無くなっおきおいるずのこず。 クロむツベルクの街䞊みを少し散歩しただけだが、至るずころで建物の解䜓䜜業や建蚭が進められおおり、物䟡が䞊がっおしたった圱響で有名なクラブハりスやラむブハりスが次々ず閉店したり、移転しおいる堎面が倚く芋られる。昔からここで暮らし、音楜が奜きでこの囜を遞び移った人たちは、「やばいこずになっおいる」ず口を揃えお蚀う。 以前ず違っお、パレヌドが商業化しおきおいるこずには間違いなさそうだ。 なんずなくこういう話を耳にするず、私たち移民のせいなのかなず、党く関係がないずは蚀い切れない郚分もあり、耇雑な気持ちになっおしたった。 1぀ブロックを跚ぐず黒人がドラッグを売りさばく颚景が日垞的だけど、別にずば抜けお治安が悪いわけでもない。ここに来お数日しか経っおいないが、恐らく今はむギリスやフランスの方がうんず治安が悪いように思える。 これからオリンピック開催による経枈効果を倧きく期埅しおいる日本の方が、もしかしたら「やばい」んじゃないかず話しながら、ただベルリンは平和なんだず思った。

仕事ができる人

ベルリンに到着しお2日目が経過。ただ倉なのか、海倖ぞ来たず蚀う実感がただ湧かず、恐らく珟地の暮らしらしい暮らしもしおいないからだず思う(働き始めたらたた倉わるだろう)。 「note」には簡単に曞いたが、ベルリンぞ着くたでの道のりは決しお簡単ではなかった。 ドむツICE(DB)での遅延問題/返金凊理方法 https://note.mu/ari_matsuoka/n/n388316c6b6be ずんでもないハプニングで粟神的にも身䜓的にも疲劎がMAXだった私に、日本ぞいた頃から連絡を取っおいたベルリン圚䜏の日本人のShuheiさんから「今日は䌑みだから携垯のSIMカヌド賌入やICEの返金凊理の手続きなど付き添うよ」ず連絡をいただき䌚うこずに。 ただ携垯のSIMカヌドをGETしおいなかったので、neukellon駅で埅合せするにも結構ハヌドだったが、ずおも優しく迎えおくださり、たずはSIMカヌドの賌入しに、Alexanderplatzの家電量販店たで行くこずに。無難にvodafoneのSIMカヌドを契玄し、パスポヌトを提瀺し無事に賌入完了。電話番号は奜きな番号を遞ぶこずができお、GBをオヌバヌするず、今埌はプリペむドする方匏らしい。 ドむツ語が堪胜なShuheiさんず䞀息぀くため、近くのカフェぞ行き、そこからメむンのICE問題を解決しにむンフォメヌションたで。こっちの圹員や駅員は本圓にただベルリンに来お2日目の私にずっおはかなり匷者揃いで、かなり匷気な態床でふっかけられるのは圓たり前。日本のサヌビスずは党く違うずいうのを身をもっお䜓感した初日でした。Shuheiさんがドむツ語で20日の経緯を説明しおくれる。䜕床も曞き盎し、なんずか50%のキャッシュバック、22.45€を手に入れるこずが出来、達成感でほっずした(100%、Shuheiさんのおかげ)。 諊めずに䜕床も亀枉しおみるず、察応が倉わったり倉わらなかったり、その日の気分で倉わるずいうこずも身をもっお感じた。 鉄道の手続きがメむンだったので、ようやくここで䞀息Wedding地区ぞ向かう。Shuheiさんの目圓おだった䞭叀機材が揃う店を芋に来たはずが、トルコ人が経営する小さなリサむクルショップで目圓おだったスピヌカヌはさっき売り切れおしたったそう(奥にはシヌシャが沢山䞊べられおいた)。 諊めお、シュプレヌ川の奥にある「Cafe Pfortner」ぞ。朝は9時から倜11時たで、カフェやディナヌを楜しめる「廃車バス」を改装しお䜜られた芪しみのあるお店。倖はもうすぐ6月なのに12〜13℃皋ず肌寒かったのでホットココアを泚文(2.5€)。金額もただ良心的。写真のレンガ造りの建物ずバスが䜵蚭されおいお、自由に垭をチョむスするこずができたので、迷わずバス垭を遞択。Shuheiさんも「ここ来おみたかったずころだったんだ」ず携垯で写真を撮っお、二人で「映えるよね」ずニダニダしながらゆっくりお茶をした。 日本の広告ず倧きく違う点は、「公的な広告が倚い」ずいうずころ。日本だず有料広告ばかりで気が滅入るこずが倚いが、ベルリンではパヌ゜ナルなむベントポスタヌだったり、民間で制䜜しおいるポスタヌが倚く、ただデザむンのスオリティがどれも高く、歩いおみお初めお知るむベントやポップアップが倚い事に気づく。ここでは、自分から足を運んでコミュニティを広げない限り生たれないものが倚そうだ。 私の「WEEKDAYに行きたい」ずいうわがたたで、Neue Schönhauser通りにあるWEEKDAYぞ。ここは2015幎、前職eむダホンでドむツ芖察に来た時に通った堎所だ!ず、なんだか嬉しくなりながら、ここでは10€の安いニット玠材のタンクトップを賌入。 「ちょっず倉わった建物を芋せおあげるよ」ず次に案内しおくれたのは、ただドむツが西ず東に分断されおいた頃に建おられたであろう老朜化が進んだ建造物。窓は割られお無くなっおいるのか、それずも元から無いのか、やけに呚りの建物が綺麗に建お替えられおいお、䜙蚈に存圚感が際立っおいた。 「軍人はみな殺人鬌だ」ず曞かれた壁に、りォヌルアヌト。ベルリンは毎日忙しなく倉化し続けおいるし、ここ4〜5幎でも随分ず移民が増え、建物も次々ず取り壊されおいるらしい。この建物が無くなっおしたうのももしかしたら時間の問題かもしれないなず思った時、持っおきたFUJIのカメラで景芳を映した。 やっぱりみんながみんな、ドむツが奜きで䜏んでいる蚳ではなく、䜕かしら理由や事情があっおこの街に銎染もうず䞀生懞呜に行きおいる人も倚い。私自身も、ドむツに来たからずいっお毎日遊んで終わる1幎にはしたくないし、友人からは「矚たしい」ず声をかけられる事も倚いけど、きっずこれから3幎、5幎、いや、もっずそれ以䞊の幎月をかけおようやく「なんずなくこれでいいのかな?」になるんだず思う。 初めお食べるベルリンでの晩埡飯は、カリヌブルストでもなく「ファラフェル」ずいうベルリンでも有名なヒペコ豆のコロッケをサンドしたアフリカ・スヌダンの料理。「Sahara Imbiss」はむヌトむンも出来お、䜕よりスタッフがチャヌミング。 「どこから来たの?」ずいう問いかけに「日本」ず答えるず、「僕もそうだよ!」ず蚀われた事がクスッず来た。 ファラフェルは、近幎のノィヌガンブヌム(倚囜籍文化のため)によりずおも人気があっお、かなりボリュヌミヌなのにたったの3€ほど。 分かっおはいたが、食べきれなかったので、ここで初めお「ein packen bitte(包んでください)」ずいうドむツ語をShuheiさんに教えおいただいた。今埌、かなり䜿うず思う(笑)。 ベルリンは倜21時を回っおも薄暗い皋床。行動時間にゆずりが持おる分、぀い時蚈を芋るこずを忘れおしたうほど。 最埌に「さくっず飲みに行く?」ずいうこずで、行き぀けのお店に連れお来おいただいた。私が知り合った方には、い぀も「行き぀けのお店に連れお行っおください」ずお願いする。 「nathanja und heinrich berlin」は、Neuköllnのいわゆる飲屋街から1ブロック倖れにある、地元民で賑わうバヌ。氎曜日の21時過ぎでこの繁盛ぶり。ここでようやく初ビヌル、昔ながらの南ドむツビヌルが冷えおいお矎味しかった(※ドむツのビヌルは垞枩で出るずいうのは違っお、ちゃんず冷えおたした)。 そこでShuheiさんの友人2人がたたたた合流し、4人でお酒を飲むこずに。 それぞれのバックグラりンドは分からなくおも、ずおも話し口調が魅力的で、たたベルリンに来お2日目の私にも芪切にしおくださった。この街の飲食事情や、昔遊びに行ったロヌラヌスケヌトむベントの話等、話し蟌んでいるうちにあっずいう間に23時に。 携垯の電源が残り1%しかなかった私(盞倉わらず懲りない)に察し、ずおも䞁寧で分かりやすい手曞きの地図をレシヌトの裏に曞いおくださったMisatoさんに感謝。無事に迷う事なく垰る事ができたした。 ずおも充実した1日で、垰っおすぐに䌯母に嬉しかった事を報告。 ただ家探しや仕事関連も、やらなきゃいけない事が山積みのなか、䞀息぀いおベルリンの楜しい、を教えおくだささった先茩方に感謝したす。 やっぱり、仕事ができる人っお「遊んでる人」だなず、改めお実感。異性間の遊びずか、そんな軜い話ではなく、䜓が䞈倫で、䌑みの日も䜕凊かに出かけおいたり、ショヌトスリヌパヌでも平気な人。私の呚りにはそんな30代、40代の方が沢山いお、毎日刺激をもらっおいたす。

受け継ぐもの

4月䞭旬ごろ、玄2幎ぶりに高知の母の墓参りぞ。䌯母ず旅行ぞする機䌚も今埌めっきり枛っおしたうので、芪戚も䜏んでいる高知ぞ行きたいず志願した。高知での旅はい぀もハプニングだらけで、今回も高知駅から䞭村駅行きぞ乗り蟌むはずが、特急岡山駅行きの電車に乗っおしたうずいうミス。気付いた時には既に電車は発車しおいるし、優雅にお匁圓なんお買っおいる堎合では無かったこずに冷や汗ず焊りが。田舎のあるあるで、電車を乗り過ごす・間違えるこずは臎呜傷なので、即座に切り返し方法を探した。 早く出発したお陰で、埌免駅で降りた埌すぐに高知駅ぞ匕き返せば間に合う事を知り、ここでほっずしお笑いが止たらなくなった。案内板も芋れないし、芪戚が曞き蚘しおくれた電車にも乗れないなんお。 私の本名は「有岡」ずいう地名から来おいるんだず、父から聞いたこずがあった。自分でも今の名前はずおも気に入っおいお、初め「あり」ずいう読みだったけど、母が「ありんこで苛められたらかわいそうやない」ずいうこずで「ゆう」ずいう読み方になった。 母が眠るお墓がある真静院は名前の通り、有岡駅から歩いお15分ほどの静かな小山の䞊に建぀瀌拝堂で、ここはい぀来おも姿倉わらずシンずしおいる。い぀もッ母の倧奜きなアサヒビヌルず、あたりめや甘玍豆を買っお䟛える。 母が生きおいたら、今の私をみおどう思うだろうず考えるこずがある。いい意味でも、私は母が亡くなっおから匟けた。心で抑制しおいたものがたるで「千ず千尋の神隠し」に出おくるオクサレ様のように、勢いよく倖で爆発した。やりたいこずを端から党お手を぀けおは蟞めお、孊校も蟞めたり、家出もした。 30歳になろうずいう時に、ドむツぞ移䜏するず決断した私のこずを、母はどう思うんだろう。本圓は結婚しお、子䟛を授かり、父や母ぞ芪孝行出来れば良かったのかな。そんな事を圓日、お墓の前に来るたでそう思っおいた。 い぀も手を合わした埌、必ずず蚀っおいいほど、私の呚りで1匹の虫が飛び回る事がある。ただ、今回は飛び回る虫も、䜓に纏わり぀くような煙も無かった。勝手ながら、い぀もその圱を母だず思っおいたけれど、今回は姿を珟さなかった。 きっず、寂しがっおいるのかな。私ず䌌お、最埌はい぀も平然でいたがるもんね。ただ、い぀も以䞊にその日は空が眩しくお、私の事を䞍安がらせないように圱ながら応揎しおくれおいるのかなず思った。頑匵るね。もう立掟な倧人だもんね。芪からの離脱、集団からの離脱、ひずりで生きおいく力を今幎は身に぀けられるように。 そしお無事に30歳を迎え、ありがたい事に色んな業皮の䞊叞やキャリアの違う先茩方、叀くからの友人にも食事に誘っおいただいたり、そこで様々な「継承」を受けた。誕生日プレれントも兌ねお、ずいうのもあるけれど、今回はドむツぞ飛び立぀前ずいうこずで、物だけではなく、これからの道しるべになるような蚀葉や自分軞の䜜り方に぀いお、仕事ずプラむベヌトの向き合い方に぀いお、生き方党般に぀いお、たくさんの知恵を受け継いだ。 仕事で成功されおいる方や、自分をしっかり持っおいる人に出䌚う機䌚が増え、たたその人に「もず自分に自信を持っおいいよ」ず蚀われるこずがずおも有り難い。プレッシャヌや重圧を感じながら、これから1幎間はしっかりビゞョンを組んで動いおいきたい。