documentary and culture magazine

ETHE REAL

先日ベルリンで開催されていた「Performing atrs festival 2019」のパフォーミングの一つでコンテンポラリーダンス「ETHE REAL」の公演を観に行った。詳しい内容については後日記載するとして、私は初めて至近距離でコンテンポラリーダンスを鑑賞し、まるで彫刻やスカルプチュアを学んでいるような感覚であっという間の1時間だった。夢と現実の中間地点で、シーンはある男女のやりとりから始まって、夢の中で囁く悪魔の歌声、昆虫同士の食物連鎖や向こう側の世界との対話など。シーンは目まぐるしく変化していったが、初心者の私でもその世界観に入っていくことができたのでとても楽しかった。

文章にすることはまだ慣れていないので、これからしっかり勉強していこうとおもったが、コンテンポラリーダンスは理解するといった切り口で観るのはなんだか違う気もする。観にいくことはとても勇気がいったことだし、これで演者側の思考が理解できずに終わってしまったらどうしようと思ったが、恐らく今回観たパフォーマンスは観客から笑いが起きる場面もあり、まだカジュアルライクに感じたので、とてもいい公演に巡り会えたんだなと思っている。

その中で、特に気になったアーティストがStefano Ciardiという舞台音響を担当している方で、どうしても作中の音楽が頭から離れずに、執念で彼の名前を割り当て、実際にアポイントメントを取ってみた。

過去10年間、彼は演劇とコンテンポラリーダンスの世界で活動していおり、彼自身音楽活動もしていたそうなのですが、現在は舞台音響に力を入れているという。彼に「あなたの音源はどこにもなかったので、もしvinylやCDがあるのなら販売してほしい」と伝えると、「私的に音源はお渡しすることはできます。ただ、私が作っている音楽は芸術的要素は勿論、そこにドラマツルギーも関わっていないといけません。なので、音源だけで聴くことと、舞台でダンスとともに聴くということは捉え方が違ってきてしまう。他のプロジェクトとして、音源はいつか世間に公表したいとは思っているよ。」と返事が来た。

彼の考え方は非常に職人的で、さらに今度会って直接当日の舞台のことから音楽に対しての考え方など聞く機会を設けてくださるということで、ちょっとビビっていながらも、チャンスだし、また書き起こして記事にしたいなと思う。

最近海外の人と話す機会も増え、個人的にはまだまだ小学生よりも文法が汚いながらも、一生懸命に話すことだけはなんとか伝わっているみたいで安心した(笑)。ニューヨーク、スペイン、様々な方が話す英語に早く慣れていこう。


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