
Tangerine Dreamのメンバーでありながら、ソロ名義Tukicoとしても活動するヴァイオリニスト・山根星子 (Hoshiko Yamane) と、ノイズサウンドアーティスト・坂本真 (MAKOTO SAKAMOTO) が出演する「THE LIVE AND DOCTMENTARY FILM」が、5月のプレミア公開を経て、6月25日(金)・26日(土)・27日(日)、それぞれ日本時間の0時より3日間連続で上映が決定。同時に日本版予告映像も公開された。
本作は、2人にとって約1年半ぶりとなるレコーディングの様子をMOLS magazineが密着取材・撮影したドキュメンタリーフィルムであり、彼らの気迫ある表情や圧倒的な演奏技術・手技など、ライブでは体感することが出来ないような超至近距離にまで攻めた観客にとって見応え十分なライブフィルムでもある。
2019年11月に開催された「Faahrenheit」アルバムリリースイベント以来、世界的なパンデミックによってロックダウンとなってしまったドイツ・ベルリン。以降、彼らは顔を合わせることもないまま、それぞれの出来る活動に集中し各々でリリースを続けた。
ヴァイオリニスト・山根星子は、イタリア出身のアーティスト・Eraldo Bernocchiとのコラボレーションアルバム「Mujo」のほか、自身が毎週欠かさず更新を続けたYouTube企画「Live Music Cinema」のセッションから制作されたサウンドトラック集「Sketches」を発表。ソロ名義”Tukico”としては、カセットテープアルバム「Parallel Worlds」、CDアルバム「Primitive」、デジタルシングル「Apollo 21」をリリース。さらに、東京とベルリンを繋いだビジュアルと音楽のオンライン即興ライブ「Live Visual × Live Music online concert」の音源リリースなど、数多くのリリースを発表し多くのファンへ元気と癒しを届けた。
ノイズサウンドアーティスト・坂本真は、ソロ名義としてシングル「VELVET PROOF」を発表。彼はロックダウン中も様々なアーティストと交流を続け、ベルリン在住のピアニスト・Rieko okuda、ギタリスト・Ryusui Tatsumiとのノイズバンド「夜光虫 – noctiluca」で、カセットテープアルバム「Prelude」とデジタル「Prelude – Digital Remaster」をリリース。また、ベルリン在住のDJ/プロデューサーでレーベル”HOLIC TRAX“主宰でもあるTomoki Tamuraとのダンスユニット「TOMATO BEAM」を始動。2021年4月には、実弟・Yutakaとのダンス・テクノ・ユニット「Sub Human Bros」としてデジタルアルバム「THE DREAM THEATER」をリリースし、ジャンルという垣根を飛び越え、唯一無二のサウンドを制作し続けた。
そして2021年、再びセッションを再開した2人は、5月15日(土)西ベルリンにあるトイフェスベルク・スパイ塔にて、Teufelsberg Domecastが主催するオンラインイベント「Micro-NoiseLab 2021」でドームのナチュラルリバーブを用いたレコーディング実験を行い、それぞれの音楽が持つ特徴や関係性を再確認しながら新たなアルバム制作へ向けデベロップしていった。

誰にも真似できない彼らだけの必殺技がふんだんに盛り込まれた「THE LIVE AND DOCTMENTARY FILM」のチケットは、音楽プラットフォーム「bandcamp」にて購入可能。更に今回の上映チケットをお求めの方には、このフィルムの為に制作されたミニアルバムEP「versteckt」が同梱されます。

bandcamp配信で彼らのパフォーマンスを見ることが出来るチャンスです!みなさま、是非ご友人を誘って当日はお楽しみください!

THE LIVE AND DOCUMENTARY FILM
上映日:6月25日(金)、6月26日(土)、6月27日(日)
上映時間:それぞれ、日本時間0時より配信スタート。
※ フィルム上映後、24時間はアーカイブとして視聴可能なので好きな時間に観ることが出来ます。
会場:bandcamp.com (ご視聴にはbandcampアカウントが必要となります。)
チケット:€10-(約¥1,330-) 〜 ※投げ銭制
各1日チケット券を販売、前売りのみ
※投げ銭制とは…購入者がチケットの価格を自由に決められるというもの。
今後の情報に関しては、MOLS magazineオフィシャルサイト、Instagram、Facaebookにて更新予定。みなさま、お楽しみに!!