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没入する:アウクスブルクの実験音楽フェス
“re:flexions sound-art festival”

「re:flexions sound-art festival」は、ベルリンから600km離れた街・アウクスブルクにて、2017年から毎年開催されている実験音楽の祭典。未だ情勢が苦しいなか、アートの根を絶やさぬよう、今最も活発的で根強いジャンルが、エクスペリメンタル・ミュージックやサウンドインスタレーションである。


Dasha Rushが捉える音響空間とサウンドの関係性
– トイフェルスベルク元スパイ塔跡地

かつては盗聴用として建設されたトイフェスベルクの元スパイ基地だが、ベルリンのアーティストや音楽関係者たちはその特徴的なドーム型の空間に目をつけ、新たなサウンドスペースへと変貌させた。今回、サウンドアーティストのダシャ・ラッシュが現地でレコーディング実験を行うとのことで、当日の様子をレポート。


人種問題やウイルスによる国境封鎖、ニューヨークで活動する音楽プロデューサーFurozhに独占インタビュー

アメリカ・ニューヨークは世界で最もコロナウイルスのパンデミックに苦しんでいる。誰もが2メートルの距離を保ちながら立ち話しをするニューノーマルな時代へと変容し、家族や恋人、親しい友人とも気軽に会うことが許されなくなった。そんな中、ジョージ・フロイドの殺害から始まったBLM運動は未だ活発に行われており、私たち人間は社会の断片化ではなく更なる連帯が必要な状況だといえる。市の現状について困難な状況の中、ニューヨーク在住の音楽プロデューサーFurozhに話を聞いてみた。


RAUM – 余白と”余韻”に人は何を想うのか – 第二弾:後編(インタビュー後日談/考察)

5月29日金曜日、ベルリン在住アーティスト、菅原圭輔による11分間のアート映像作品「Raum」のオンライン上映会が行われた。余白と”余韻”に人は何を想うのか。第二弾ということで、本作上映後、特典映像として携わらせていただいた時のアフタートーク全文と、本編についてのレビュー&考について話していきたい。


Raum – 余白と”余韻”に人は何を想うのか – 第一弾:前編(プロローグ)

菅原圭輔が初の演出・監督を勤めた映像作品「Raum」。
ある女性のモノローグ、その目線の先に見ているものに焦点を当てた11分間の短編アート作品。余白と”余韻”に人は何を想うのか。公開まであと三日、今回は二部構成にわたって、彼が手掛けた「Raum」について紹介・レビューしていきたい。第一弾は、「白い部屋」と主人公の「心理」にまつわるプロローグについて。


Reflection

ベルリンで活躍する音楽家Makoto Sakamotoさんの新しいアルバム「Reflection」が8月にカセットテープ及び、AppleMusic、Spotify、SoundCloud等のサブスクリプションにてリリース。ファーストインプレッションで聴いて感じた印象は、宇宙空間のような壮大でスピリチュアルなものというより、どこかパーソナルで、郷愁のようなものだった。